パリの雑貨屋・アンティーク屋めぐり

アナトリ キリム パリ~トルコ オールドキリム

パリ6区 サンジェルマンデプレにあるデォフィーヌ通リ(Rue Dauphine)の、
トルコのオールドキリムを扱うセンス抜群のお店、アナトリ キリム(anatolie kilim)と出会いました。

もともと手織りの絨毯には興味があったのですが、トルコのオールドキリムのような
エスニックには、あまり興味を示さなかった私ですが、日本のデパートの美術サロンで
オールドキリム展を見て以来その魅力に開眼し、オールドキリムのクッションカバーを
購入して以来、この手のお店に興味がありました。

興味が出るとオールドキリムがあれこれ視界に入ってくるようになりました。
雑誌を見ても、欧米のハイソなお宅の写真にはオールドキリムのマットを敷かれてた
部屋が頻繁に出てきますし、ハワイで訪ねた世界中を旅した富豪の家・シャングリラの
リビングの一つには、遊牧民キャンプのテントをイメージしたものがあり
広い床一面にはオールドキリムのマット、天井には黒い大きなバカラのシャンデリアが
絶妙に合っていてその美しさに感動したものです。


パリ市内にも注意して見ると、頻繁に絨毯やマットを扱うお店を見かけましたが
このサンジェルマンデプレのアナトリキリム(anatolie kilim)は、
取り扱う柄のセンスが抜群によいのに加え、オールドキリムのクッションカバーが
とても安くて興奮して買いました。

私が札幌で購入したオールドキリムのクッションカバーが1枚9000円だったのに対し
(札幌は競争率がないので高め)、アナトリキリム(anatolie kilim)では
1枚20ユーロでした!


店内にはたくさんのクッションカバーがあり、お店のマダムに自分が鮮やかな赤主体の
オールドキリムのクッションカバーを持っていて、それに合わせてもう一つ購入したいと
伝えると、「たとえば、これは?これは?」と床に広げて提案してくれました。

自分では選ばないような柄も提案されたのですが、マダムに提案された途端に
なるほどぉ~そうきたかと感動し購入したのが、画像上の左側のクッションカバーです。


パリのアパルトマンのクローゼットの中に、ヌードクッションが数個あったので
早速パリ旅行中から、オールドキリムのクッションを使いました。

母も気に入り4つも購入したため、クッションだけで部屋のイメージが
ぐっとよくなり驚きでした。


さらに画像上左に写る、羊の毛を染めてクッションカバーにしたものも
初めて見かけ、2個購入しました。

お店のムッシュにキリムでなく、羊毛のものは初めて見たと伝えると
ムッシュも今回初めて見たとおっしゃっていました。

この羊毛生地の作り方は、このパリ旅行でケブランリー美術館を訪れた時に
偶然に製法の動画を見ることができて感激しました。


オールドキリムの大きな魅力は、遊牧民の女性達が商業用ではなく
すべて自分達の生活で使用するために織ったものであるため
それぞれ上手下手があっても、それらすべてが味となり
思い入れがある織物で、独特の美しさを持っていることです。

それゆえに、商業用に織られた現代もののキリムとは、
美しさとかもし出す雰囲気がが全く異なるのです。

クッションカバーは、古いマットの劣化していない部分を再利用したものです。
大きなマットでは、1枚のマットでも上が祖母が織り、その下は母、そして娘と
3人で一枚織り上げ微妙にそれぞれのクセが出ているマットもあるのだとか。


アナトリキリム(anatolie kilim)は、ガラス越しに素敵なマダムが
キリムの修復作業をしているのが見えます。

お気に入りのお店なので、これからパリ旅行では毎回うかがうと思います。
お好きな方にはおすすめのお店です。


<アナトリキリム(anatolie kilim)>

住所:51 Rue Dauphine, 75006 Paris 地図

営業時間:51 Rue Dauphine, 75006 Paris

定休日:日曜・祝日

メトロ:4番、10番、Odeon

アナトリキリムのHPはこちらから

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